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職員の日常　7月

2024/07/11

　新人技術職員の平安です。

九州地区国立大学法人等職員採用に合格し、

今年の１月からこの学校で働いております。 

日々の業務は、

学生へ工作機械の使い方指導と各所からの加工依頼、工作機械の維持管理などがあります。

民間企業の設計部で働いていた私にとっては、がらりと業務が変わりました。

今回はこの半年で行った業務の中から、

特に印象深かった、「退職・転勤する職員への記念品製作」を紹介します。

記念品として、スマホスタンドを製作しました。（完成品は下記）

加工の手順は以下の通りです。

①ステンレス板をウォータージェット加工機で切断

②サンドペーパーにてヘアライン加工

③レーザー刻印機でマークを刻印 

製作ではウォータージェット加工機での切断に苦労しました。

本体の操作やパスの作成はスムーズに進められましたが、

ワークの固定が中々上手くいきませんでした。

固定が甘く、切断中に何回かワークがずれてしまいました。

プログラムで動作しているため、ずれると最初からやり直しです。

精神的にしんどい。

ワークを強く固定するだけでは不十分で、いくつかコツが必要とのこと。

ずれた原因を考察し、改善。今後のために記録する。

これを繰り返し、失敗を乗り越えながら切断が完了しました。

「やっと終わったぞ....」と実感したことを覚えています。

その後は加工を進め、梱包。贈呈。

記念品を見た職員の方々から「高級感があってかっこいい」と好評をいただきました。

とてもありがたいことです。

この業務にてウォータージェット加工機やレーザー刻印機の使い方を学ぶことができ、

私のスキルアップにもつながりました。

今後も色々な加工に挑戦し、

この学校でより活躍できるようスキルアップしていきます。