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職員の日常 4月
2024/04/09
皆さん初めまして。教育研究支援センターで化学系の技術職員をしている田中といいます。ここでは、業務についてのことやその他のことについて、各職員が記事を書いていきます。今回は、業務の1つである学生実験の準備について紹介させていただきます。
1枚目の写真は学生実験で使用する水溶液の準備です。化学実験では、色々な化学物質を取り扱いますが、物質の中には接触、吸入により体に悪影響を及ぼすものもありますので、保護具をつけて、ドラフトチャンバーと呼ばれる装置の中で作業をすることで、接触と吸入を防いでいます。
2枚目の写真は実験で使用するガラス器具を準備している様子です。実験で使用する一部の器具は、ガラス管を変形、接合させることで作成、修理ができます。写真の作業はガラス器具の一部を切り取った後に切断面を火であぶっているところです。ガラスの切断面は角が鋭く、けがの原因となります。炎であぶって角を丸くすることで、使用中のけがを予防します。
準備する際に心がけていることは、学生の皆さんが薬品や器具を取り扱ううえで事故が起こりにくくする、ということです。
以上、簡単にですが普段の業務の紹介させていただきました。今後も定期的に更新が行われますので、興味を持っていただけたら引き続きご覧ください。